【町田市の融資に強い税理士が解説!】創業融資の面談で必ず聞かれる質問と回答準備のコツ
創業融資を申し込む際、多くの方が不安に感じるのが「面談」です。
「どんなことを聞かれるのだろう?」
「うまく答えられなかったら融資は受けられないの?」
「事業計画書を提出しているのに、なぜ面談が必要なの?」
実際、創業融資の審査では事業計画書だけでなく、面談の内容も重要な判断材料になります。
しかし、面談は決して難しい試験ではありません。金融機関が確認したいポイントを理解し、事前に準備しておけば必要以上に緊張する必要はありません。
今回は、日本政策金融公庫などの創業融資でよく聞かれる質問と、その回答準備のポイントについて解説します。
面談の目的は「返済できるか」を確認すること
まず理解しておきたいのは、面談の目的です。
融資担当者が知りたいのは、「この事業は成功しそうか」だけではありません。
本当に確認したいのは、「借りたお金を返済できる見込みがあるか」です。
そのため、
- 事業内容
- 経験や実績
- 売上の見込み
- 資金の使い道
- 返済計画
について詳しく質問されます。
質問① なぜこの事業を始めようと思ったのですか?
ほぼ確実に聞かれる質問です。
融資担当者は、事業に対する本気度や経営者としての覚悟を確認しています。
悪い回答例
「昔から独立したいと思っていました。」「なんとなく需要がありそうだからです。」これでは説得力がありません。
良い回答例
「美容師として10年間勤務し、固定客も増えてきたため独立を決意しました。」
「建設会社で15年間勤務し、元請けから独立の打診も受けているため開業します。」
過去の経験と創業理由を結び付けて説明することが重要です。
質問② 業界経験はどのくらいありますか?
創業融資では経営者の経験が非常に重視されます。
特に、
- 飲食業
- 建設業
- 美容業
- 介護業
などは経験不足が審査上のマイナスポイントになることがあります。
面談で確認される内容
- 勤務年数
- 担当業務
- 役職経験
- 顧客との関係
- 独立後に活かせるスキル
単に勤務年数を伝えるだけでなく、「何を経験してきたか」まで説明できるように準備しておきましょう。
質問③ 売上はどのように見込んでいますか?
創業融資の面談で最も重要な質問の一つです。
ここで曖昧な回答をすると評価が大きく下がります。
例えば飲食店なら、
- 客単価
- 客数
- 営業日数
から売上を計算します。
例:
客単価1,000円
1日40人来店
25日営業
→ 月商100万円
このように数字の根拠を説明できることが重要です。
質問④ 開業後の集客方法は?
意外と多くの方が準備不足なのがこの質問です。
どれだけ技術や商品に自信があっても、お客様が来なければ売上は発生しません。
例えば、
- ホームページ
- SNS
- Googleマップ
- チラシ
- 紹介
- ポータルサイト
など、
具体的な集客方法を説明できるようにしておきましょう。
「口コミで広がると思います」だけでは弱い印象になります。
質問⑤ 自己資金はどのように貯めましたか?
自己資金は創業融資の重要な審査ポイントです。
面談では、
- いつから貯めたのか
- 毎月どのくらい積み立てたのか
- 親族からの援助があるか
などを確認されます。
特に注意したいのは、融資申込直前の大きな入金です。
担当者から「この100万円は何ですか?」と質問されることもあります。
説明できるようにしておきましょう。
質問⑥ 借入金の使い道は?
融資担当者は資金使途を非常に重視します。
例えば、
- 内装工事費
- 車両購入費
- 設備購入費
- 商品仕入れ
- 運転資金
などです。
見積書の内容と説明が一致しているかも確認されます。
「なんとなく余裕を持ちたいので借ります」という回答は避けましょう。
質問⑦ 万が一売上が計画どおりにならなかったら?
これは経営者としてのリスク管理能力を確認する質問です。
良い回答例としては、
- 固定費を抑えている
- 副収入がある
- 追加営業を行う
- 運転資金を確保している
などがあります。
「絶対に大丈夫です」よりも、「こういう対策を考えています」と答える方が評価されることが多いです。
面談でやってはいけないこと
数字を覚えていない
事業計画書を自分で作っていない方に多いのですが、
- 売上予測
- 利益
- 借入希望額
を把握していないと印象が悪くなります。
話を盛る
融資担当者は数多くの案件を見ています。
過大な売上予測や根拠のない強気な発言は見抜かれます。
質問をごまかす
分からないことは正直に認めたうえで、
「調べて回答します」と伝える方が誠実な印象を与えます。
まとめ
創業融資の面談では、難しい専門知識を求められるわけではありません。
融資担当者が確認しているのは、
- なぜ創業するのか
- その事業で成功できる経験があるか
- 売上の根拠はあるか
- 資金の使い道は明確か
- 返済できる見込みがあるか
という基本的なポイントです。
面談対策で最も大切なのは、事業計画書の内容を自分の言葉で説明できることです。
数字の根拠や集客方法、自己資金の形成過程などを事前に整理しておけば、過度に心配する必要はありません。
創業融資は事前準備で結果が大きく変わります。面談の前には一度、第三者に事業計画を説明してみることをおすすめします。町田市の小池税理士事務所では創業融資のサポートを行っていますので、不安な事がありましたらご相談ください。

